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人と人のつながりを大切にしたい 産直 ふじ~無袋(むたい)ふじ~ 産地:長野県下高井郡山ノ内町
産直コープの里のロゴ

コープの「産直」とは、単なる商品取引の呼称ではありません。
生産者・コープ・組合員がつながり、安全性が確保され、おいしさと環境配慮を兼ね備えた、生い立ちがはっきりわかる農畜産物をお届けする取り組みです。

コープとは43年のお付き合い

「私は21歳のときから43年、コープに『ふじ』を出荷しています」と話すのは、9つの農園からなる長野県・信州耕藝夢羅(しんしゅうこうげいむら)代表の佐々木明雄さん。南向きで、昼夜の寒暖差が大きい水はけの良い土地で、代々りんごを栽培しています。

農作業の合間、明雄さんは毎週のようにコープの組合員と交流しながら、自分たちの栽培方法やふじのおいしさについて知らせる活動をしてきたと話します。息子の勝将(かつゆき)さんは農家の13代目で、11年前から一緒にりんご作りをしています。

佐々木勝将さんの写真

佐々木勝将さん

佐々木明雄さんの写真

佐々木明雄さん

りんご作りは笑顔作り

勝将さんは「おいしいりんごがあるところには人の笑顔がある。りんご作りは組合員さんの笑顔を作ることだと思っています」と話します。続いて明雄さんが「農園に顔を出してくれる仕入れ担当の職員さんを通して、組合員さんの声が聞けるのが、いつも楽しみだよね」と笑顔を見せます。

信州耕藝夢羅の当初からの考えは「おいしい果物を作るには、健康な土壌を作ることが基本」というもの。もともと肥沃(ひよく)な土地だといいますが、1本1本の幹や花芽を見ながら、元気のない木には土の足りない要素を補い、軟らかいふかふかの土にして栽培します。真冬の剪定(せんてい)作業に始まり、収穫までいくつもの工程を経て、ほどよい酸味としっかりとした甘みのあるりんごに育ちます。

信州耕藝夢羅では、定期的に会議を開いて知識を共有したり、りんごの育成状況を互いに確認しているそうです。

りんごの実と葉の写真

葉は実が大きく育つのに必要なので、実にかかる葉を取るのは極力遅くしています

そうやって1年間手をかけて育てても、天候の被害を受け、傷があったり形があまり良くなく、正規品にならないりんごが多くできてしまう年もあります。手塩にかけて育てたりんごがやむをえず廃棄されたり、加工用などに安価で取引され、生産者は悔しい思いをすることも。そんなときコープは「天候被害果」として販売しています。

「昔、ひどいひょうの被害があったとき、仕入れ担当の職員さんがトラックで直接取りに来て、りんごを売ってくれたこともありました」と明雄さんが懐かしそうに話します。
味の落ちた天候被害果を出荷することはありません。購入する組合員を裏切らないためです。

収穫直前のりんご畑の写真

枝をしならせるほどたわわに実った赤い実。収穫直前のりんご畑の様子

信頼関係が全て

「コープの組合員さんのために毎年りんごを栽培することで、継続的にコープと契約でき、計画的に生産ができるようになって私たちの生活は安定しました。
でもそれだけじゃない。これまでに仕入れを担当するコープ職員の方は何度か代わっていますが、皆きちんと産地を見に来て把握しながら、困ったときには助けてくれるんだよ」
明雄さんは、これだけ長いお付き合いができているのは、こういうところがあるからだろうと語ります。

「組合員さんも、コープを信頼していなければカタログを見るだけで商品を頼めないだろうし、私たち生産者もコープとの信頼関係があるから、安心して自分たちが栽培したりんごを任せられるんですよ」

間もなく収穫の時期を迎えるふじは、順調に育っているそうです。生産者が大切に育てた産直ふじ。シャキッとした歯ごたえと、爽やかな甘さを、ぜひお楽しみください。

こちらの産直産地からもお届けしています
丸山勝美さん、丸山希代子さんの写真

丸山農園(長野県須坂市)

生産者
丸山勝美さん(左)、丸山希代子さん

昼夜の温度差が適度にある、水はけの良い土地で栽培をしています。昼夜の温度差でりんごはおいしくなります。とにかく「安全、安心」を大切に、気象の変化による品質への影響を最小限にとどめて栽培することが使命だと思っています。
組合員さんからいただく「ごちそうさま」という言葉が、私どものりんご栽培の原動力。「今年も丸山さんちのりんごの時期だね」と楽しみにしてもらえるよう、がんばって栽培していきます。


関昭之助さんの写真

飯綱町三水五岳会(さみずごがくかい)
(長野県上水内郡(かみみのちぐん))

生産者
関昭之助(しょうのすけ)さん

「ふじ」を育てて52年、標高約550mで、雨が少なくお日さまたっぷりの畑で育てるふじは、引きしまった果肉になります。剪定の工夫によって、りんごを色づき良く育てています。組合員さんの「おいしい」の一言が本当にうれしいです。これからも、組合員さんの声を聞きながら、よりおいしいりんごを育てられるよう産直産地として努力していきたいと思っています。


森山真治さんの写真

JAながの(ながの農業協同組合)
(長野県上水内郡)

生産者
森山真治さん

栽培を始めて40年、太陽の光をたっぷり浴びさせてりんごを育てています。化学肥料をできるだけ使わず有機物の堆肥を使うことで、土が軟らかくなり微生物が増え、りんごの味に深みが出ます。葉を通して生成されるうま味ができるだけ多くなるよう努めています。りんごの栽培は子育てと一緒だと感じています。愛情をかけて育て、毎年送り出しています!

天候被害果について

生産者がわが子のようにりんごを育てても、ひょうや台風・強風などの被害により、味は良くても見た目が良くないものができてしまうことがあります。そんなとき、コープは組合員に理由をご説明しながら「天候被害果」として販売をしています。

生産されたりんごを大量に捨ててしまうことを防ぐとともに、生産者が収入を確保でき、生活の安定を助ける役割もあります。

これはコープの「産直」の取り組みのひとつである、「生産、流通における問題や課題の改善に取り組むこと」ともつながっています。

天候被害果の写真

天候被害果のりんご。
傷がついてしまったり、変形してしまっています。(写真は「つがる」)

【広報誌2016年12月号より】