おすすめ! コープの商品

コープポークウインナーブラウンマイスター

コープポークウインナーブラウンマイスターの調理例
お子さんもご年配の方も大好き コープの大人気無塩せきウインナーです!

粗びき肉と細びき肉を合わせたジューシー感たっぷりのウインナー。
無塩せきで肉本来のうま味を味わえます。
冷めてもしっとりなめらかで、食卓のさまざまな場面で大活躍間違いなし!

  • 今回は新型コロナウイルス感染症の影響により、2017年12月号の記事を再編集してお届けしています

「無塩せき」とは

コープポークウインナーブラウンマイスターの写真

CO・OPポークウインナーブラウンマイスターは無塩せきウインナーです。無塩せきとは、発色剤を使用せず、肉本来の味わいを生かしているのが特徴。発色剤は肉の色を鮮やかにするほか、風味を良くしたり、菌の増殖を抑える効果がありますが、このウインナーは無塩せきなので賞味期限も製造日から15日と短めです。

愛され続けて19年

「CO・OPポークウインナーブラウンマイスター」は、小さなお子さんからご年配の方まで召し上がっていただけるおいしいウインナーを作りたい! というコープの思いから、2001年7月に誕生した商品。無塩せきで、肉本来の味わいを楽しめ、使い勝手の良い1袋標準6本入り。発売から19年間、組合員の皆さんに愛され続けています。

製造元は米久ケンコーハム株式会社。静岡県三島市にある工場の製造担当の方々に話を聞きました。
「20年前、組合員の皆さんがどのような味のものを求めているのか検討し、細かく味や食感の調整を行いながら、約1年の試行錯誤の末に完成しました」と話すのは商品開発部の横井厚さん。

「発売以来変わらず、少し甘めのあっさりとした味付けで、肉のジューシーさを残しつつ、冷めてもしっとりなめらかで脂っぽくならないウインナーです」

冷めても脂っぽくならないわけ

ウインナーの食感を決める上で大切なのは練りの工程です。
「一晩寝かせたジューシーな粗びき肉と、なめらかな細びき肉をバランス良く調合することで、歯応えがありながらも口当たりが良く、冷めてもおいしいウインナーになります。肉が脂を包み込み、溶け出さない混ぜ合わせ方で、冷めても脂っぽくならないんです。肉を細かく練る工程では、練りすぎると肉がやわらかくなりすぎ、練りが足りないとぼそっとした食感になるため、人の目で見て、手で感触を確かめながら作業をします」と横井さん。練り終えたら氷水(肉の温度を低く抑えるため)や香辛料・調味料を加えます。それを同じ分量ずつ羊腸に詰め、スモークして完成です。

時間のロスがなく一連の流れがスムーズにいくよう、生産計画担当の菊地宏隆さんが状況を把握しながら製造指示を出します。
「これからも、組合員の皆さんが今どんなものをおいしいと感じているのか、声をきちんと聞き続け、意識しながらこのウインナーを作り続けていきたいですね」と横井さんは最後に話してくれました。

CO・OPポークウインナーブラウンマイスターを、食卓のさまざまな場面でぜひご利用ください。

私たちが作っています! 左から商品開発部 横井厚さん、生産計画担当 菊地宏隆さん、製造現場担当 津川武志さん

CO・OPポークウインナーブラウンマイスターを、これからも皆さまの食卓に添えていただきたいという気持ちです。19年変わらないおいしさを届けるため、お客さま目線で日々安全で安心な「モノづくり」を徹底しています。

コープポークウインナーブラウンマイスターができるまで

Point1.
原料肉を解凍しひいた後寝かす

原材料となる豚肉は冷凍で届き、電機メーカーと共同開発した機械(静電場解凍装置)で肉の表面と内側を同時に解凍します。この方法を用いるとドリップ※1が減り、短時間で解凍でき、うま味を逃しません。
解凍したらひき肉にします。

  • 1 冷凍肉を解凍したときに肉の内部から出る液体のこと。ドリップが出ると、食肉のうま味が低下します
原材料となる豚肉の写真

Point2.
練ってから詰める

粗びき肉と細びき肉は、巨大な円盤形の機械で練ります。写真は羊腸(ケーシング)に詰める作業。練った肉を充填(じゅうてん)しながらひねり、1本の大きさにしていきます。

練った肉を充填すr様子

Point3.
スモークしてクリーンルームへ

桜の木のチップでスモーク。桜の木のチップは、やわらかい香りで肉本来の味を引き立て、肉に合います。写真は加熱処理後クリーンルーム※2に搬入したウインナーの位置を整え、カット・検品・包装する準備をしているところです。
ウインナーをカットする機械へ流れていきます

  • 2 工場内で、特に高度な衛生管理と空気の清浄度が確保された部屋
カット・検品・包装する準備の様子

Point4.
カット・検品・包装

クリーンルームは室温8度の低温。皆、厚着をして作業しています。ここで1本1本にカット、形や色が悪いものを出荷しないために人の目での検品を経て包装します。冷蔵庫の温度に近い環境で包装前のウインナーを衛生的に管理し、保存料を使用しなくても一定の賞味期限を確保できるようにしています。

検品の様子

【広報誌2020年9月号より】