とちぎコープの広報誌「コープデリ通信」2022年5月号

とちぎコープの組合員広報誌「コープデリ通信」をご紹介します。とちぎコープ生活協同組合


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今回の取り組みは、目標12:につながっています。04コーププラス×SDGsつくる責任つかう責任未来につながるお買い物を私たちのくらしは、さまざまな恵みで成り立っています。でもそれは、地球のどこから来ているのでしょうか。今ある恵みを未来につなげるために、毎日のお買い物でできることがあります。「海の恵み」が減っています「森の恵み」も減っています地球の表面の7割を占める海。その豊かな生態系は、私たちの食卓に魚や貝など海の恵みをもたらしてくれます。しかし近年、海水温の上昇やごみの流出、資源の乱獲などで、豊かな海は危機に直面しています。豊富に生息する魚介類はわずか6・2%、約59%はこれ以上漁獲量を増やすことができず、約34%は獲り過ぎです。獲り過ぎ34.2%一方で、魚介類の増える量や成長のスピードを考えて適切に漁獲すれば、将来にわたって漁業を続けることができます。これからもおいしい魚を食べられるように、豊かな海を守り育てるためのルールに従った漁法を広げ、まだ大丈夫世界の水産資源の状況は危機的6.2%上限まで漁獲59.6%世界では、1990年以降、推定4億2千万ヘクタールもの森林が減少したとされています。これは、日本の1倍の広さの森が失われたというこ約1と。その原因はさまざまですが、私たちのくらしもその一つ。日々利用する木材や紙、そして食品や洗剤などに使われる「パーム油(植物油脂)」などの生産が、時に世界の森林破壊の要因となっているからです。森林は、私たちに資源をもたらすだけ参考:国連食糧農業機関(FAO)「GlobalForestResourcesAssessment2020」でなく、水の供給源であり、多くの生き物のすみかであり、地球温暖化につながる二酸化炭素(CO2)を吸収してくれる存在でもあります。豊かな森を未来につ©WWFジャパンインドネシア・西カリマンタン州では、パーム油の原料となるアブラヤシ農園を作るために熱帯林が伐採されていますFAO「TheStateofWorldFisheriesandAquaculture2020」より作成コープは「持続可能な生産と消費」を進めています豊かな海や森の恵みを守るために、コープでは商品の品ぞろえや安全性、開発・調達方法の考え方を「商品政策」として定めています。その柱の一つが「持続可能な社会の実現への貢献の考え方」。生産者と協力しながら「環境に配慮している」「持続可能な方法で商品が生産・流通されている」商品の開発と取り扱い拡大を進めています。特に、水産資源と森林資源、パーム油は「持続可能な調達方針」を定め、資源を守りながら作られた商品を組合員の皆さんにお


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