とちぎコープの広報誌「コープデリ通信」2022年6月号

とちぎコープの組合員広報誌「コープデリ通信」をご紹介します。とちぎコープ生活協同組合


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今年も北海道紋別からお届けします!歯ごたえが良く、うま味がぎゅっと詰まったほたて貝柱ですおすすめ!コープの商品紋別育ちのほたて貝柱02海を自由に泳ぎながら4年かけて育つ「産直紋別育ちのほたて貝柱」。良質なプランクトンを食べて育つからうま味がたっぷりです。海の目の前の工場で新鮮なまま加工し、お届けしています。紋別市技能実習生のチャン・ティ・ホアさん紋別漁業協同組合草島賢吾さん4年自由に泳いで育つ北海道東部に位置し、オホーツク海に面した紋別市。紋別漁業協同組合では、149人の生産者がオホーツク海でほたてを育て「産直紋別育ちのほたて貝柱」を生産しています。この海で育つほたては、宗谷暖流、シベリアの肥沃な大地の栄養を含んだ流氷が運んでくる良質なプランクトンを食べて育ち、うま味成分がたっぷり。極寒のオホーツク海を自由に泳ぎながら4年かけて成長するため、身が引き締まり歯ごたえが島賢吾さんに良いのが特徴です。草話を聞きました。くさじま漁区を5つに分け、4年のサイクルで水揚げすることで、限りある資源である魚介類の枯渇を防ぐ、持続可能な漁業に取り組んでいます。「漁場は複数に分かれています。A~Eだとすると、例えば、去年にA+E漁区のほたてを水揚げしたら、今年6月から11月にB漁区の水揚げをします。農業で畑を耕し種をまくのと同じように、今年の春に、去年水揚げした漁区の取り残しの貝や、ほたての天敵であるヒトデを駆除しきれいに片付けた後、1年間別の場所で育てたほたての稚貝を放流します。このときに放流した稚貝が水揚げされるのは4年後です」と草島さん。漁区ごと4年のサイクルで水揚げすることで、海の中で育ちきらないほたてを獲らず、持続可能な資源管理ができています。この先もずっと供給できるように自営の冷凍工場にもおいしいほたてをお届けできる理由があります。「ほたての加工にはオホーツク海の海水を殺菌して使用します。育ってきた環境に近い海水を使用することで、うま味の流出を低減しています。また、脱殻工程で『ブランチ(瞬間0度のお湯通し製法)』といって、9湯に10秒ほどくぐらせてその後一気に冷やしてから、むき身状態にしています。身の表面に被膜ができるので、うま味を逃しません。安心して


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