とちぎコープの広報誌「コープデリ通信」2022年9月号

とちぎコープの組合員広報誌「コープデリ通信」をご紹介します。とちぎコープ生活協同組合


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産直シャインマスカット栽培の流れ(露地栽培の場合)①剪せんてい定(1~3月)前年に収穫した後の枝を切って、整えます。➡②発芽・誘引(4月終わり~5月下旬)芽が出て枝が伸びてきたら、収穫線(ぶどう棚)に沿わせて方向付け(誘引)します。➡③葉を落とす(6月はじめ~)葉が成長してきたらさらに誘引して、全体に太陽の光が当たりやすいように混み入っている箇所の葉を落とします。➡④房切り・開花(6月上旬頃)蕾がついたら、開花直前に蕾の数を減らす房切りをします。そして花が咲きます。➡⑤ジベレリン処理・摘粒(6月中旬頃~)ジベレリンという植物ホルモンで0日間空けて)しの処理を2度(1ぶどうの木にまんべんなく光が当たるように、混み入っている葉がある場合は落とします(写真C)。実が成長してきたら袋掛けをして育てます(写真D)。同じ土地でもハウスの場合、露地よりも早く成長していました(写真E)。特別に、ハウス内で育っているぶどうの袋を開けて見せてもらいました(写真F)。12ページで、レシピをご紹介今回ご紹介した商品はこちら!シャインマスカットます。種無しぶどうにし、実を大きくする効果があります。並行し5粒にそろえてて摘粒作業をし、3房の大きさを同じにします。7月になると、JA中野市の技術員が各生産者の畑を回って、粒の数を確認していきます。➡⑥袋掛け(7月中旬~後半)ぶどうの日焼けと鳥害防止のために、袋掛けや笠掛けをします。➡⑦糖度確認をへて収穫(9月20日頃)9月、JA中野市の技術員が糖度の検査をします。ぶどうは一番先が甘くないため、この部分を取っ9度をて糖度計で検査をし、糖度1超えていれば、他の粒も糖度は十分あることになり、収穫開始日が決定します。収穫は、ハサミで一つ一つ切る手作業です。➡⑧出荷収穫箱に入れられたぶどうは、集出荷センターに出荷され、重さによって選別・箱詰めされてコープに届きます。宅配:毎週取り扱っています。年内いっぱい取り扱う予定です店舗:シャインマスカットを全店で取り扱っています。一部店舗で年内いっぱい取り扱う予定です※産地はほかに、JAふくおか八女(福岡県)、JAしまね(島根県)、JAフルーツ山梨・JAふえふき(山梨県)、JA新潟かがやき(新潟県)、小布施産直グループ・JA松本ハイランド・JAながの(長野県)の場合がありますてきりゅう事なのは天気です。日照量と適温、粒作業も適度な雨量です。あとは摘大事です。JA中野市ではひと粒を大きく、甘くするため、ひと房35粒というルールで粒を減らして育てま5粒がわかるようす。ぱっと見て、39度以上とになるんですよ。糖決まっていて、どの生産者のぶどうもおいしくなるよう栽培しています」度は1※JA中野市では、7月に35粒で育てているかを、9月には糖度が基準以上あるか、技術員による2回の一斉点検をへて、収穫時期を決定しています。「天気が相手の仕事です。完璧に仕事をしても完璧にいかないことはよくあります。だから、“なるようになる”という気持ちも持ちつつ仕事をしています。『こんなにおいしいぶどう、食べたことない!』という言葉をいただくと本当にうれしいですね。私たちは、食べてくださる組合員の皆さんの姿を直接見ることはないですが、いつも食べてくださる方々のことを思いながら作っています。生産者一人ひとりが、どうしたらおいしいシャインマスカットができるのかを、考えて考えて考え抜いて生産しています。これからも、組合員の皆さんの期待に応えられるものを作っていけたらいいなと思っています」そう下田さんは、作業の合間に話してくれました。※JA中野市の基準。長野県の基準は18度。また都道府県によって独自の設定があるため基準は異なります03


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