とちぎコープの広報誌「コープデリ通信」2022年11月号

とちぎコープの組合員広報誌「コープデリ通信」をご紹介します。とちぎコープ生活協同組合


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知って減ペットボトルや食品のパッケージ、レジ袋……。生活に欠かせません。しかし今、大量のプラスまずはプラスチックのことを知り、ケミカルリサイクル(化学的に分解して再生)3%焼却・埋立14%プラスチックとして生まれ変わるのは24%みんなでプラスチックごみを減らそう!プラスチックごみを減らすため、日本では2020年7月にレジ袋の有料化が義務付けられ、さらに今年4月からはお店などでのプラスチック製スプーンやプラスチックとして再生21%マテリアルリサイクル(原料として再生)822万トン(2020年)62%サーマルリサイクル(燃やしてエネルギーとして再利用)日本のプラスチックごみの排出量一般社団法人プラスチック循環利用協会「プラスチックとプラスチックのリサイクル」より作成フォークなどの提供方法を見直すよう義務付けられました。使ってすぐ捨ててしまうプラスチックを「減らす」取り組みが進められています。日本では年間822万トンものプラスチックごみが排出されています。「だけど分別しているし、リサイクルされているんでしょ?」と思う人も多いのでは。実は、プラスチックとして再生されるのは4%で、残りの大半は燃やして約2熱エネルギーとして再利用する「サーマルリサイクル」です。石油から作られているプラスチックは、燃やすと大気中の二酸化炭素(CO2)を増やすことになり、地球の気温上昇につながります。プラスチックごみの問題は、地球温暖化の問題でもあるのです。プラスチックの利用を減らし、海の生きもののくらしを守るため、世界共通の目標である「SエスディージーズDGs(持続可能な開発目標)」では「海の豊かさを守る」ことを掲げています。プラスチックごみを含むあらゆる海洋汚染を防止し、かつ大幅に削減することを目指しています。普段のくらしの中で、私たち一人ひとりがプラスチックを「減らす」「再利用する」そして、時には「いらない」と断ることも、必要ではないでしょうか。次のページから、プラスチックを減らすためのアクションを紹介します!05


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