とちぎコープの広報誌「コープデリ通信」2023年3月号

とちぎコープの組合員広報誌「コープデリ通信」をご紹介します。とちぎコープ生活協同組合


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環境に配慮し自給力向上につなげる新しい生産者支援のかたちコープデリでは、有機牛の取り組みを「若手生産者の支援」としても位置付けています。国内の生産者が高齢化する中、これからの担い手を応援することはとても大切です。有機牛を生産するため、北十勝ファームの一部門として「株式会社はなゆき農場」を任されたのが、なかむらこずえ中村梢乃さん。埼玉県出身で、大学日本で「有機」「オーガニック」として流通させるためには、厳しい認証基準をクリアしなければなりません。牛を育てる前から、農場の牧草には農薬を使用しないこと。有機栽培された餌を与え、ストレスなく牛を育てること。さまざまな管理をすべて記録し、有機JAS認証を受け肉牛として出荷するためには数年かかります。その間、生産者には収入がないため、コープデリが子牛を購入して北十勝ファームに預けることで、負担を軽くしました。2018年から有機牛の取り組みをスタート、準備段階から一緒に取り組みを進めてきました。有機牛の餌の一つ、有機しょうゆのしぼりかす。宅配で取り扱っている有機しょうゆのメーカーをコープデリが紹介し、餌として確保できたまで犬や猫に触れたこともほとんどなかったそう。進学を機に動物に関わるようになり、北十勝ファームに4年目。スタッフの中心と就職して1なる一人です。上田さんは、中村さんの成長のために、日々の管理だけでなく経営面も任せています。「こうしたことができるのも、コープデリが一緒に取り組みを進めてくれたからこそ」と上田さんは話します。生産者支援のかたちとしても、新たなチャレンジです。2023年3月、ついに発売へこうして数年をかけて準備し、「環境」と「人」の両面で未来のことを考えた「産直はなゆき農場有機牛」が、ついに発売されます。取り扱いは宅配ieNature』の商品カタログ『Vヴで数量限定での販売となりますが、組合員の皆さんが食べることで、生産者への応援につながります。ィ・ナルチューコープデリはこれからも、食の未来を考え、生産者への支援を続けます。※画像はイメージです見てね!農場で餌を与えながら、牛の健康状態をチェックする中村さんWebでも「産直はなゆき農場有機牛」をご紹介!※2月20日公開予定コープデリグループサステナビリティサイト商品に携わる人と想いを伝える「ヒトとコトと」コープデリグループは、事業と活動を通して「SエスディージーズDGs(持続可能な開発目標)」の達成を目指しています。05


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