とちぎコープの広報誌「コープデリ通信」2022年7月号

とちぎコープの組合員広報誌「コープデリ通信」をご紹介します。とちぎコープ生活協同組合


>> P.4

お米育ち豚04おすすめ!コープの商品コープの豚肉といえばこれ!未来に思いをはせています産直お米育ち豚“豚の餌にお米を使うことは、米農家さんの支えにもなり、日本の農業の未来を支えることにつながる。”そう話す生産者。自信と誇りを持って「産直お米育ち豚」をお届けしています。「お米育ち豚プロジェクト」とは「日本の米づくりを支え、田んぼを守る」という思いのもと、コープデリグループで2008年に始まったプロジェクトです。お米は食文化の柱でありながら、日本人1人あたりの消費量がこの50年で半減し、休耕田が増える一因となっています。飼料用米を育て、その米を配合した餌を豚に与え、おいしい豚肉を組合員の皆さんにお届けすることで、日本の米づくりを支え、農業・畜産業を元気にしています。◆「産直お米育ち豚」の産地は千葉県以外に、茨城県・栃木県・群馬県・長野県・秋田県・岩手県がありますコープの豚肉といえばコープの豚肉といえば「産直お米育ち豚」。皆さんは召し上がったことはありますか?2009年の発売以来、「脂身が甘くておいしい」と組合員の皆さんの好評の声とともに、販売量を増やしてきました。お米育ち豚とは、豚の全肥育期間約6カ月のうち、出荷前の約2カ月間、輸入とうもろこしに代わり、国産の玄米を粉砕した飼5%配合した餌を与料用米を約1えている豚肉です。日本では年々お米の消費量が減り休耕田が増えていくなかで、日本の米づくりを守りたいという思いが込められています。生産地の一つである、東海0年のベテラン。ファーム(千葉県香取郡)を訪れ、髙木敏行さん、髙木強つよし志さんに話を聞きました。父・敏行さんは豚を育てて5息子の強志さんは家業に入って年の若手生産者です。東海ファームでは、農※1場HハACCPを取得し徹底的な衛生管理のもと、豚を飼養しています。「繁殖・分娩・離乳・肥育の施設を分散させ一貫生産していまサ10ップ0人体制でそれぞれのす。常時1専門分野を担当しています。病気にかからないように病原を断って、特定病原菌がない状態で育てています」と敏行さん。豚舎周囲には防護柵を設置し、豚舎内立ち入りは厳重に管理、外から菌を持ち込まないように、社員の皆さんはシャワーを浴びて着替えてから毎朝仕事を始めます。餌の減り具合や豚の動態もすべて管理データとして記録し、安全性確保や技術の向上に生かしています。おいしさだけでなく農業の未来を支える髙木さん親子は、2009年から飼料用米給餌の豚肉生産に取り組んできました。「豚は食べる餌によって肉質が変わります。飼料用米を与えると上質の脂になり、肉質がしっとりしているのに締まり、おいしい豚肉になります。例えばとうもろこしの割合を増やしすぎると、やわらかいけれどべたっとした肉質になってしまう。飼料用米はコストは高くなりますが、皆さんがおいしいと思ってくだ


<< | < | > | >>