とちぎコープの広報誌「コープデリ通信」2025年8月号

とちぎコープの組合員広報誌「コープデリ通信」をご紹介します。とちぎコープ生活協同組合


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コープで広がる、つながる6回とちぎコープ第3通常総代会開催報告理事長よりごあいさつ組合員の皆さまの日頃のご利用と各種活動へのご参加、ご協力に感謝申し上げます。また、この間のお米の需給問題から数量制限や抽選でのお届けなど、ご不便とご心配をおかけしておりますことをお詫び申し上げます。引き続き安定供給に向け鋭意努力いたします。さて、今年は、「国際協同組合年」です。国連は世界に共通する問題をテーマ化し、国際社会において取り組みを促すことなどを目的に毎年「国際年」を設けており、2012年に続き2回目の制定となります。山積する世界的課題に向き合うための重要な解決策として、加えて持続可能な開発目標(SDGs)の実代表理事理事長塚原政雄現に向けて、協同組合の理念や実践が改めて評価され、今後に向けた期待が示されたものと捉えることができるかと思います。この制定をうけて、とちぎコープも関連団体との連携を図りながら、各種イベントの開催や様々な情報発信など取り組みをすすめてまいります。また、今年は、戦後80年という節目を迎える特別な年となります。私たち役職員は協同組合が経済的・社会的に果たすべき役割や価値を改めて見つめ直すとともに、助け合いの心と多様なつながりで地域社会の発展に寄与しながら未来への可能性を広げていきたいと考えております。6回通常総代会を開催しました。2日(木)ホテル東日本宇都宮において、6月1第3総代400名中393名(実出席155名、書面出席238名)が出席。全議案が賛成多数で可決・承認されました。10議長を務められた矢野総代(左)・工藤総代(右)5つの議案を提案第1号議案2024年度事業報告・決算報告承認の件28総事業高303・7億円、経常剰余金6・2億円、組合員数は万4848人となりました。剰余金は、法定準備金や出資配当金のほか「施設積立金」などに積み立てます。出資配当率は、0・3%と提案しました。栃木店をリニューアルし、以前から要望のあったベーカリーを新設しました。CO₂排出量削減のため、全宅配センターにEV(電気)営業車を1台ずつ配置しました。第2号議案2025年度事業計画・事業予算設定の件基調と5つの基本方針に沿って事業と活動をすすめてまいります。予算は、総事業高299・2億円、経常剰余金2・2億円の計画です。老朽化に伴う本部の新築移転(設備投資6億円)を計画します。コープデリ宅配では「働きやすい職場環境づくり」の一環として、夏季一斉配達休業を実施します。《基調》⃝「国際協同組合年(IYC2025)」では、他団体とも連携し、協同組合の認知度を高め、SDGsの達成に貢献します。⃝ビジョン2035の実現に向けた第1期中期計画(2024年から2026年)方針に掲げている事業構造変革を着実に進め、持続可能な組織と経営の基盤づくりに取り組みます。⃝事業と活動の有機的なつながりを通して、組合員の想いや願いを、かたちにします。また、様々なつながりをすすめて、誰もが安全に安心して自分らしくくらせる地域づくりを目指します。《基本方針》1.食の「安全」と「安心」を柱に、食べるしあわせの実現に向け誰もが利用しやすい商品やサービスを提供します。2.組合員の想いや願いに寄り添い、信頼される人づくりと、互いに成長しあえる組織風土を目指します。


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