ご挨拶

とちぎコープ理事長 古口 葉子

とちぎコープ理事長
古口 葉子

6月14日に第28回通常総代会が開催され、全ての議案についてご承認をいただきました。ご参加いただきました総代の皆様、また日ごろよりとちぎコープをご利用、ご参加いただいている組合員の皆様に、心より感謝申し上げます。

とちぎコープの組合員さんは24万7,518人となり、出資金は72億4,623万円となりました。2016年度の総事業高は271億1,787万円と予算を下回りましたが、経費も抑えられたことから、経常剰余高は5億9,847万円と予算を上回る結果となりました。また3年間特別対策店舗として取り組んでまいりましたミニコープ矢板店につきましては、2016年度の直接剰余高目標を達成することができず、7月23日に閉店させていただくこととなりました。ミニコープ矢板店立ち上げから関わって下さった組合員の皆様、日ごろよりミニコープ矢板店をご利用くださっていた組合員の皆様には感謝の言葉しかございません。今後ご利用いただいていた組合員さんに極力ご不便をおかけしないよう、取り組んでまいります。2017年度は、直接剰余高の確保が難しい状況が継続しているミニコープ城東店を特別対策店に指定させていただきました。損益の改善に向けて力を尽くしてまいります。

2017年度も有識者の審査委員の方々に公正かつ厳選な審査をしていただき、助成をするNPO法人29団体を決定していただきました。これらのNPO法人の活動に目を向けてみると、困窮した暮らしを余儀なくされている子ども達、DV被害に苦しまれている女性達、ハンディキャップを抱えて暮らされている方達、世間から孤立した生活を送られている人々など、現在の社会問題を背景に、厳しい暮らしをされている方達がいることに気づかされます。そして私達はすぐ身近にあるこれらの暮らしになかなか気づくことができません。

もしも私達一人ひとりが、世界中の人達一人ひとりが、自分とは違う人のことを、自分とは違う暮らしをされている人のことを、また未来の子ども達のことを想い、思いやることができたなら、そこには争いごとなどの無い温かい社会が生まれるのではないかと思います。そしてそれは協同組合を立ち上げた先人達の願いでもあったのではないでしょうか。

2017年度も、組合員の皆様とそのような社会を目指していければと思います。

2017年6月
とちぎコープ生活協同組合
理事長 古口 葉子