新年のご挨拶お知らせ

2019年1月 1日

謹んで新春のお慶びを申し上げます。

とちぎコープでは、毎年組合員さんの中から1000人の方をアトランダムに選ばせていただき、アンケートを実施しています。アンケートからは、組合員さん達の様々な暮らしがみえてきます。高齢の組合員さんからは「高齢化社会が進み、交通手段の不便もあって、ますます宅配のサービスが必要になると思います。無くてはならないサービスを今後も期待しております。自動車免許の返上も必要になる時もくるでしょう。生活難民を少しでも負担軽減できるようにお願いいたします」といった声や「年金で毎回というわけにはいかないし、大変」といった声が、また一人暮らしの60歳代の方からは「コープ共済を利用しています。65歳を過ぎると入れる保険も限られてきます。入院のための部屋代など、これからが心配になります」といった声が聞こえてきました。子育て中の方からは「以前は宅配を利用していましたが、子どもの大学進学で経済的に厳しくなりやめてしまいました。経済的に余裕ができたらまた再開したいと思います」と経済的に厳しい様子が伺え、またご家族が病気の方からは「父が腎臓病を患っているため、カロリー・塩分など細かな表記がされていることはとても助かっています。コープデリさんでも、腎臓病対策のような食品を扱ってくれたら嬉しいです」というようなご要望の声をいただきました。お店をご利用の組合員さんから「足を悪くし車椅子をお借りした時、すぐに『車椅子利用者がいます』とアナウンスしてくださり、気遣いに感謝しました。車椅子を定位置に返そうとしたところ、2人の主婦の方が声をかけてくださりありがたかったです」という感謝の声もいただきました。みえてきた暮らしに対し、とちぎコープでは何ができるのか、何をしなければならないのかを考えさせられます。

協同組合は、2015年に国連が掲げた「誰も取り残さない社会を実現するための17の目標SDGs」と目的を同じとすることを表明しています。とちぎコープでも、人と人との繋がりを大切にし、年齢、性別、障がい、国籍に関わらず、様々な人に想いを馳せ、未来の子ども達に暮らしやすい社会を残せるよう尽力してまいります。

2019年が、皆様にとってご多幸な一年となりますことを心よりお祈り申し上げます。

本年もよろしくお願いいたします。


とちぎコープ生活協同組合理事長 古口 葉子

とちぎコープ生活協同組合理事長 古口 葉子

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