2021年5月27日
5月23日(日)、特別栽培米「森の水車」の生産者団体「那須山麓土の会」の皆さんと交流会を開催し、8家族の組合員(大人15名・子ども13名)が一緒に田植えをしました。
「那須山麓土の会」さんとは、20数年のお付き合い。春は「田植え」、夏は「生きもの観察」、秋は「稲刈り」など、毎年、年3回の農業体験を通じ交流を深めてきました。昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で開催を断念しましたが、今年は参加人数を絞って時間も短縮し、感染予防策をとって開催しました。
生産者さんに稲の植え方を教えていただき、大人も子どもも実際に田んぼに入って、泥に足を取られながらも一つ一つ丁寧に植えていきました。田植えの後は「バケツ稲」の講習です。一人一つの「バケツ稲」を育てて、次の交流会に持参します。「水がなくならないように注意して」「毎日観察したら、立派な夏休みの研究になるね」などアドバイスを受け、それぞれが大切に自宅に持ち帰りました。
参加者より、「交流会のおかげで、自然・食・人との関りに気づくことができています」「食育になるように子どもにお米の話をしてあげたいと思いました」との感想が寄せられました。子どもさんからも「赤ちゃんの頃から何度も参加していますが、毎回思うことがあります。それは、田植えの楽しさです。素手で泥を触る感覚や植えること。こうして育てたお米はすっごくおいしいです」などの感想がよせられました。
恒例の「竹食器づくり」や「子どもと一緒に調理して昼食」はできませんでしたが、「いつもより生産者さんのお話をゆったり聞けてよかった」といった声もありました。
でもやっぱり田植えの後にみんなで一緒に食べるご飯は格別です。早く元のような交流会ができる日が来ますように。
次回の交流会は、8月1日(日)「生きもの観察」を予定しています。
竿を目印に並んで田植え
田植えの後でどろんこです
バケツに稲を植えました
検温や手指の消毒をして感染対策