「親子で歩く、宇都宮空襲戦跡めぐり 2022」を開催しました報告

2022年12月 7日

とちぎコープは、戦争の惨禍を学び、平和の大切さを次世代に繋ぎ・伝える活動に取り組んでいます。今年も宇都宮シティガイド協会さんにご協力いただき、11月3日、11月23日の2回にわたり「親子で歩く、宇都宮空襲戦跡めぐり」を開催しました。小中学生7名を含む、19名の組合員・職員が参加しました。

宇都宮空襲:太平洋戦争末期の1945年7月12日午後11時10分。115機のB29爆撃機が宇都宮を襲い、大量の焼夷弾を投下。現在のJR宇都宮駅から東武宇都宮駅の間、一般市民の住む市街地に集中的に爆弾が落とされ、620名以上の尊い命が失われました。

今回の見学コースは、6箇所・約2kmの道のりです。集合場所の宇都宮市中央生涯学習センターから出発し、枝病院門柱→松が峰教会→宮崎駿さん疎開先→大いちょう→浄鏡寺→二荒山神社防空壕跡をガイドさんの案内でめぐりました。合わせて「宮のかたりべ」有岡光枝さんより「宇都宮空襲の物語」や遺構にまつわる民話を聞き、理解を深めました。

浄鏡寺・山門前で

浄鏡寺・山門前で

淨鏡寺では、空襲で焼けた大ケヤキ(国の天然記念物)でつくられた「薬師如来像」を見せていただきました。

淨鏡寺では、空襲で焼けた大ケヤキ(国の天然記念物)でつくられた「薬師如来像」を見せていただきました。

参加いただいた組合員さんより「戦争の傷跡を知ることができて、あらためて戦争の怖さや平和の大切さを感じました」「祖母から宇都宮空襲の話しは聞いたことはありましたが、戦跡を歩いて戦争の怖さを感じました」などの声をいただきました。

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