2024年5月28日
5月26日(日)、春の生産者交流会を開催し「竹食器づくり」や「田植え」をしました。「那須山麓土の会」の皆さん、組合員さんご家族、役職員総勢77名が参加しました。
特別栽培米「森の水車」の生産者団体「那須山麓土の会」さんとは、30年を越えるお付き合い。春は「田植え」、夏は「小川の生きもの観察」、秋は「稲刈り」など、毎年、年3回の農業体験を通じ交流を深めています。
「竹食器づくり」ではノコギリやナイフを使って竹を切り、ヤスリで磨いてコップをつくりました。初めて道具を扱う子もいましたがすぐに覚え、皆、夢中になって取り組みました。また「バケツ稲」で田植えの仕方を教わりました。参加者は田んぼで田植えをするだけではなく、それぞれが自宅で「バケツ稲」を育てます。泥が入ったバケツは小さな田んぼ。「植える前に、よーく泥を混ぜましょう。水を含んでトロトロになるように」「苗の分け方や持ち方はこのように...」と生産者さんに教えていただき、バケツに苗を植えました。そして、田んぼへ。家族ごとに並んで田植えをしました。
田植えを終えたら泥んこのままで皆で写真を撮り、お昼には、組合員理事やブロック委員の皆さんがつくったカレーをいただきました。カレーを食べ終わる頃、お米の生産や消費について考えるクイズにも挑戦し、子どもたちも積極的に参加しました。
参加者より「始めはドロが嫌で長靴を履いていた娘が、いつの間にか素足で田植えをしていました。田んぼが自然界で大切な役割をしていることを知り、自分ができることを考える機会になりました」「この交流会のおかげで、孫は米の生産量や生産している国について興味をもったようです」などの感想が寄せられました。
次回の交流会は、7月28日(日)「小川の生きもの観察」を予定しています。