2024年7月30日
7月29日(日)、特別栽培米「森の水車」の生産者団体「那須山麓土の会」の皆さん、7家族の組合員、とちぎコープの役職員が参加し、夏の生産者交流会を開催しました。「小川の生き物観察」の講師として「栃木県 なかがわ水遊園」のスタッフの皆さんにご協力いただきました。
まずは、網の使い方や生き物の採り方を教えていただき、田んぼの近くの小川で川底や草むらに隠れている生き物を探しました。 採取後は生産者さんのお宅の納屋に持ち帰り、虫かごから透明なケースに移して観察。なかがわ水遊園の皆さんが、家族ごとのテーブルをめぐり、また、生き物をスクリーンに映しながら名前や特徴を教えてくださいました。この日採れたのは、ヤゴ・ドジョウ・トウキョウダルマガエル・アカハライモリ・アメリカザリガニなど174匹。小川には多種多様な生き物がいることがわかりました。じっくり観察した後、特定外来種以外の生き物は小川に戻しました。
その後、春の交流会で植え、自宅で育てたバケツ稲の品評会を行いました。植えた時には5本、10㎝ほどだった苗がどれだけ育ったか、草丈を測り、茎数を数えて記録しました。また、生産者さんの田んぼから稲を数本いただいて、茎を裂くと「お米の赤ちゃん」(幼穂)を見ることができました。「初めて実際に見ることができ、感激です!」といった声が聞かれました。
お昼には「森の水車米」のおにぎりと塩もみキュウリ、スイカを美味しくいただき、クイズに挑戦したり、アンケートに記入したりして交流会を振り返りました。
次の交流会は9月29日(日)「田んぼの稲刈りとバケツ稲の収穫」の予定です。