2024年8月14日
8月4日(日)~6日(月)に広島県で行われた「ピースアクションinヒロシマ」に、とちぎコープからは、小中学生を含む親子3組6名の組合員、事務局1名が参加しました。
1日目は、広島県総合体育館の会議室で、現地のガイドの方に広島にある数々の原爆の遺構や慰霊碑について教えていただきました。また、被爆体験者の証言を聞きました。
2日目は、ガイドの方に広島平和記念公園を案内していただき、本川小学校平和資料館や平和記念資料館を見学しました。また、「ピースアクションinヒロシマ虹のひろば」に参加し、被爆体験者の証言を聞いたり、広島県内の高校生・大学生の平和に関する取り組みの報告を聞くことができました。
3日目は、平和記念式典に参列しました。
8月10日(土)には、とちぎコープの本部で報告会を実施しました。3日間の体験を通じて感じたことや学んだことを参加者3家族で交流し、あらためて平和の大切さを確認しました。
<参加者の感想>
・平和記念式典には外国の方もたくさん参加していて、同じ場所で平和の祈り・平和の歌を捧げることがきたことは、大変貴重な体験でした。
・これまで広島は、私の住んでいる栃木県から離れた場所だし、核兵器が落とされたのは昔のことだから自分にはあまり関係ない、もう少し大人になってから学べばいいと思っていました。今回、広島に行ってみて、核兵器が広島をどのようにしてしまったか、人々がどんなに苦しんだか知りました。私たち子どもが、これからもずっと覚えていかないといけないと思いました。
・現地のガイドの方の高齢化が課題だそうです。私たちを案内してくださった方も「早く若者にバトンタッチしたい」とおっしゃっていましたが、暑い中パワフルに活動されていて、その使命感に脱帽です。たくさん、いろいろなことを話てくださり、その一つでも栃木に持ち帰って周囲の方に伝えなければと思いました。
・今でも核兵器を所持している国があり、戦争で苦しんでいる人が今この瞬間にも大勢いる。解決に向けて私一人にできることはほんの少ししかないけれど、私たち子どもも平和への意識を高めていきたい。
・被爆者の方が「アメリカ人が憎かったが、外国に行って体験を語るようになり、どうしたら仲良くなれるかを考えられるようになった」とおっしゃっていたことが一番印象に残りました。
・私も1945年8月6日午前8時15分に広島にいたら、死んでしまったのだなと思いました。たくさんの人が亡くなったことがわかりました。(放射能をあびたことで出てくる)病気はつらかったんだろうなと思いました。