2024年11月 5日
宇都宮中心部に残る「空襲・戦争の傷跡」を実際に自分の目で見て感じ取り、戦争の悲惨さや平和の大切さについて考える企画として、10月14日(月)と11月4日(月)の2回にわたり開催しました。
当日は、枝病院門柱→松が峰教会→宮崎駿さん疎開先→大いちょう→浄鏡寺→二荒山神社防空壕跡をコースに、うつのみやシティガイド協会の案内で空襲の戦跡をめぐりました。「宮のかたりべ」の方に戦跡の数箇所で宇都宮空襲の物語や民話を話していただきました。参加者より「身近なところでも知らなかったことなどたくさんあり、歩いてめぐることで目で見て知ることができて勉強になりました」「私は生まれた時から宮っ子でしたが、宇都宮空襲のことは聞いたことはあったが内容は知らなかった。今日歩いて実際に戦跡を見て戦争の怖さをあらためて感じました」などの感想をいただきました。
枝病院門柱:枝病院は焼け落ちてしまったが、この御影石の門柱が残り、戦争の悲惨さを今に伝える
松が峰教会:昭和7年完成の大聖堂で外壁・内壁のほとんどが大谷石造り。礼拝堂の屋根と2回の床を空襲により焼失した
大いちょう(宇都宮の復興のシンボル)
大いちょう下で「宮のかたりべ」さんからお話しを聴く
二荒山神社近くの防空壕跡の前で