2026年1月 1日

新年あけましておめでとうございます。
2026年の輝かしい新春を迎え、皆さまのご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
昨年を振り返りますと、依然として続く物価の上昇や米の需給問題は、家計の負担を増幅させ日々のくらしに大きな影を落としました。こうした状況において、とちぎコープはコープデリグループ、また日本生協連とも連携し、商品の安定供給に努めるとともに普段の生活に身近な商品を特別価格でご提供する「くらし応援企画」を実施するなど、組合員の皆さまのくらしに貢献することに力を尽くしてまいりました。しかしながらその取り組みはまだまだ十分とは言えません。これからもくらしの課題に真摯に向き合い、皆さまからの期待に応える努力を続けることをお約束します。
世界に目を転じれば、国際紛争の火種は尽きることなく平和への道のりは依然として険しいものを感じます。終戦から長い年月の経過とともに世代交代がすすみ戦争の記憶の継承が難しくなる中で、私たちには未来永劫"戦後であり続けるための不断の努力"が求められています。被爆80年の節目となった昨年の「原爆の日」には、広島の平和記念式典において被爆者の思いを受け継ぎ、世界平和のために行動するという強い決意が示されたこども代表による「平和への誓い」が読み上げられました。この誓いが世界各国に届くことを願うとともに、組合員の皆さまと役職員が共有し、唯一の戦争被爆国に生きる者として歴史を学び平和の尊さを次世代に伝えながら、核兵器のない、紛争のない社会の実現に向けた歩みをともにすすめていきたいと考えています。
さて、昨年の「国際協同組合年」は協同組合の価値と可能性を再確認する貴重な一年となりました。私たちはこの成果を次なるスタートラインとし、たすけあいと思いやりの輪をさらに広げながら、地域社会の発展に貢献するという協同組合の役割をより力強く発揮していく決意を新たにしました。地域における多様な連携を継続してすすめるとともに、SDGs(持続可能な開発目標)の達成にも寄与しながら、誰一人取り残さない持続可能な社会の実現に向けて協同組合としての責任を果たしていきます。
最後に、「食べるしあわせ、自分らしいくらし『ともに』の力で、笑顔の明日を」。2035年に向けてコープデリグループが掲げたビジョン(メインメッセージ)です。先行きが不安定かつ不透明な時代において私たち役職員はこのビジョンに結集し、食の安全・安心はもとより、地域にも目をむけながら、より良いくらしと明るい未来に向けた取り組みをなお一層すすめてまいります。
2026年1月1日
とちぎコープ生活協同組合
代表理事 理事長 塚原政雄